PROJECT STORY
新しい店舗ができるまでNICOPA & nico ground イーアス高尾店
イントロダクション
2017年6月22日にGRAND OPENしたショッピングモール「イーアス高尾」。わたしたちは関東11店舗目、全国では28店舗目となる「NICOPA & nico ground イーアス高尾店」をオープンさせました。新しい店舗がどのように計画され、作られていくのか。そのプロセスを追う中で、わたしたちの仕事を知って頂ければと思います。
コンペティションで出店を勝ち取る
ショッピングモールには誰もが自由に出店できるわけではありません。ショッピングモールの運営事業会社からコンペティション参加の声がかかります。わたしたちのライバルは他のアミューズメント企業。店舗コンセプトをはじめ、どんな空間を作るのか、どんなサービスを提供するのか、事業計画と共にプレゼンテーションを行い、コンペを勝ち取らないと出店できないのです。
店舗コンセプトを考える
ショッピングモール側にとって、どんなテナントが入るかは客層を変え、雰囲気を変え、売上を変えます。1つのショッピングモールにアミューズメント企業が複数出店するわけではありませんから、施設全体におけるアミューズメント企業が担う役割は大きいと言えます。
人口や地域特性、モール周辺状況、その他近隣のショッピングモールの有無などを調査し、店舗設計を行います。メダルゲームを置くのか置かないのか、置くならどのくらいの面積なのか、キッズパークを作るのか、作らないのか。大きな方向性、店舗コンセプトを考えていきます。何をどのくらいの面積に設置するかは顧客層を変化させ、売上を大きく左右させるのです。
魅力的な店舗を企画・設計する
高尾店の場合は床面積も広く、キッズパークを置く方向で考えていました。「体を動かして遊ぶものをやりたい」そんな想いから、これまで導入したことのない遊具の採用も検討していました。大型プロジェクションを使ったゲームや子供用のボルダリング、巨大な段ボール滑り台。店舗の個性を決める重要なプランニングです。KARZOCの「段ボールパーク」はオリジナリティ溢れる企画で、他社にはない強み。お子さまには非常に人気で、他店でも十分な実績をあげています。
店内中央には休憩スペースを設置。お子さま連れのお客さまが一息つけるスペースとしました。この休憩スペースを起点に普段クレーンゲームをしないお客さまがクレーンゲームをしたり、普段メダルゲームをしないお客さまがメダルゲームをしたりと、顧客導線も設計し、コンペティションに挑みます。
店を作り上げる
コンペティションを勝ち取った後は詳細設計を行い、グランドオープンに向けた準備をします。店舗工事、機械の設置・設定はもちろん、アルバイトスタッフの採用活動や教育も行い、運営体制を整えます。
店舗外装、内装はあくまでもハードでしかありません。ハードは質の高いソフトやコンテンツがあって活きるもの。グランドオープンまでにサービスクオリティをどこまで高められるか、オープン後いかにファンを増やせるかは店長の腕にかかっています。
運営しながら店作りを進める
営業がスタートすると様々なことが分かるもの。オペレーションの課題、サービスクオリティの課題、アルバイトスタッフの教育課題など。店長が中心となって課題の解決と、店作りを進めます。時にはクレーンゲームの売上が伸びず、ドラスティックに景品を入れ替えたり、ご利用促進のためのイベントを企画、実行したりと、数字を追いながら改善していきます。
KARZOCではたらく魅力でもあり、KARZOCの強みであるのが「店長の裁量で店作りができる」ということ。なぜ、本社主導ではなく、現場業務のほとんどを店長が担うのかと問われれば、それは各業務の全てがつながっていて、店全体のサービスクオリティと顧客満足度に直結しているから。直接お客様と触れ合っている現場のトップがマネジメントするからこそ、地域特性や変化に応じた店づくりが可能となるのです。このように、「変化に応じる」「改善を試みる」「新しい価値創造にチャレンジする」を実践し、より多くの子供達の笑顔を創り、ファンを増やしていくのです。
アミューズメント業界に関心がなかった方も、是非一度会いに来てください。
“今まで想像していなかったあなたの未来”に出会えるかもしれません。
社員紹介を見て頂いた方には感じてもらえたかとは思いますが、
社員の皆が「今の自分を想像していなかった」と言います。
若いうちに店舗のマネジメントに関わり、若いうちに自分の権限でお店を作っていくことができる。
そんなお店で帰りたくないとダダをこねるほど子どもたちが楽しんでくれる。
私達はにプライドをもって、そして楽しんで仕事をしています。
皆さんと会える日を社員一同、心よりお待ちしております。