No.105
2021.11.08
kiond 副支配人の岸田大樹です。
4月からkiond事業に携わって早半年が経ちました。
ゲームセンター店長から一変、デジタルな遊びから原始的な遊びへ仕事内容が変わり、苦労することもありますが、毎日新しいことの発見で、とても充実した楽しい日々を過ごしています。
新規事業ということもあり、社員全員が初めてのことばかりで、何が正解かも手探りの状態でした。
しかし、日々の業務でアミューズメント時代と変わらず感じることもあります。
接客サービス業は、「ヒト」が一番大事であるということです。
ゲームセンターも、木工体験も野外アクティビティも、提供するサービスの内容は決まっているかもしれませんが、どんな人がそれを提供するかによって、満足度は大きく変わってきます。
「クレーンゲームで、あの優しいお兄さんが手伝ってくれて欲しい景品が獲れた!」
「キッズパークで、あの優しいお姉さんが一緒に遊んでくれた!」
「木工体験で、あの優しいスタッフさんがアドバイスをしてくれてお気に入りの作品が出来た!」
こんな風に、お客さまの記憶の中に残るような接客を出来る人を、この道のプロフェッショナルと呼ぶのではないかと思います。
ただ景品が獲れればいいのか?
ただ遊具で遊べればいいのか?
ただ作品が完成すればいいのか?
私の答えは「NO」です。
それなら、わざわざお店に来なくてもオンラインクレーンゲームをやればいいし、獲れないならインターネットで買えばいい。公園に行けば遊具で遊べるし、木工作品がほしいなら説明書付きのキットを買えば自分で作れるはず。
でも、わざわざ足を運んでいただいたなら、ヒトとヒトとのつながり、対面だからこその温かさを、サービスにプラスして思い出として持って帰ってもらいたいです。
モノがあふれているこんな時代だからこそ、kiondを、他では真似できない特別な思い出を作れる場所にしていきたいと思っています。
私の挑戦は、まだ始まったばかりの様です。